天然芝生グラウンドで思い切り子供たちはサッカーしていますか?
今日本に子供達が思い切りプレーできる天然芝生のグラウンドがどのくらいあるでしょうか?確かに各地に芝生のグラウンドはかなり出来ました。でも、使用制限が多く、ましてや子供達が日頃の練習で利用できる芝グラウンドが数えるほどしかありません。
また、よくこんな意見を聞きます。「人工芝」の方がコストが安い。果たしてそうでしょうか?確かに年間の管理費は人口芝の方が安いし、雨に関係なく使用できます。しかし、暑い夏には使いづらく、3年から5年で人工芝グラウンドは固くなり始め、青少年への身体的な影響も懸念されています。約10年で張り替えが必要になり、耐用年数約10年の「人工芝」グラウンドよりも、長期的に見れば天然芝生の方が造成・管理費用トータルでは安くなります。
何よりも「天然芝生」グラウンドは、子供達の体の保護、環境的にも「人工芝」グウンドよりも優れています。
でも、天然芝生グラウンドにも課題があります。確かに芝生の育成維持管理費用が高く、使用状況や天候に左右されるため難しいのです。この問題は今すぐには解決できません。ただ、管理費を抑え、少しでも多く利用できる天然芝生のグラウンドを造っていくには、グラウンドの管理者と使用する人たち、それに私たちグラウンドキーパーが一緒になっていけば、この問題も解決していくのではないでしょうか?
もちろん誰がどんな使い方をするのか?で管理方法や予算が大きく違います。
しかし私たちは子供達が思い切りプレーできるよう出来るだけ最小の管理費で育成管理をします。
少しでも「レベルの高い芝生を維持し」、かつ「できる限り低予算で管理していく」これが私たちのポリシーです。芝生をきれいに管理することはそんなに難しいことではありません。利用回数や利用者を少なくすればできます。しかし、それでは何のために天然芝生のグラウンドを作ったかわかりません。
天然芝生グラウンドの造成・維持管理・補修等でお悩みならばご連絡ください。もちろん造成から考えているなら、後の維持管理の視点からアドバイスができると思います。校庭の芝生化についても同じです。